徒手格闘戦を見学して

女性部連合会長 竜田 和子

 

徒手格闘戦を見学して

今年も寒い中、年末の12月19日、恒例の大久保駐屯地第7施設群体育館において、徒手格闘リーグ戦が3人1組で行われました。参加各部隊は第7施設群・和歌山304水際部隊・富山382施設中隊から選りすぐられた強者たちであり、体育館は各部隊の応援団たちの熱気で満ち溢れています。その強者たちは、面、胴、グローブをつけているので表情は窺い知れませんが、今年の春入隊した新隊員も含まれていると聞きます。選手たちの体格、フットワーク、機敏な動作、どれひとつとっても新隊員がいるとは思えません。K-1、剣道、柔道等を織り交ぜ、気合の声、素早い攻撃、応援団から大きな拍手。その雰囲気に見学者の私達も飲み込まれました。小が大を倒すなんともいえない瞬時の早業、「一本」、お見事でした。対戦結果は第7施設群の優勝と決まり、選手名は岸田士長、杉村士長、高橋三曹でした。このようにして、多くの隊員たちの体育基礎訓練を行うとお聞きし、大変な実戦訓練と思いつつも、何か安心感を覚え、教育の一面を知ることもできました。 多くの先輩隊員たちのご尽力により、隊員達が心身共に鍛えられていくのを頼もしく思っております。 今後とも益々第7施設群のご活躍とご発展を願いながら体育館を後にいたしました。